梅が丘、街歩き

akk2004-11-06

きょうは撮影で、世田谷、梅が丘の街を歩き回った。
街を歩いて緑を調べる、環境ワークショップの取材。
梅が丘は一度だけ下車したことがあるけれど、駅前の商店街
しか見ていなかった。
たった数駅のご近所なのに、それほど馴染みのない街だった。


梅が丘は住宅街だけど、普通のベッドタウンとは違う不思議な個性がある。
生活密着型エコとアートが目立つ。アートギャラリーも多い。
今年の夏には、町ぐるみのアートイベントをやったらしい。
商店街に、アーティストや子供達が作った「和紙のれん」作品を展示していた。


歩いてみると、緑の多さに少し驚く。
ごく普通の住宅街の中で、緑が大切にされて増やされている。
区の方針とかいう話じゃなく、個人レベルで緑を愛している人が多いのだ。
個人宅の庭に、いろんな木や花が生えている。
びわとかざくろとか、柿もいっぱい見た。木の剪定をする人々も多く見た。
のんびりしてて、ゆとりがある感じがする。
日本には珍しい木や植物もあるそうで。かなり精通してるマニアも多そう。


マンションのベランダでも、ガーデニングがとても盛んだったな。
大家さんが飾ってるのか、建物の入り口にも鉢植えが沢山あったりした。


私も以前「屋上緑化計画」に影響されて、ベランダガーデニングに挑戦した
事がある。立派に育つも、虫に食われたり手入れを怠ったりするうちに
枯らしてしまいました。
芽が出て植物が育つのを見る感動ったらないけれど、育てるのよりも、
キープするのが大変なんだなと痛感。
これを機に、またやってみるか。何育てようかな。


都心の緑化って、ときに気負いを感じることがある。街なかのアートもそう。
梅が丘のやりかたは楽しげで、とてもナチュラルに感じた。