2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

なるようになる夏と旅 Part5〜再び大歩危/東京に戻る

朝、窓を開けると犬の甘える声がした。 暗くて気付かなかったけれど、この民宿は建物のはざまに犬を飼っていた。大きい秋田犬。 わたしをひたと見つめる、顔をかくしてまた覗くと、ひたと見つめてる。 たまらないなあ〜と喜んでいると、ザッバーと犬小屋に水…

なるようになる夏と旅 Part4〜阿波池田散歩

阿波池田は、大歩危のいちばん最寄の繁華街だ。 アーケード商店街がふたつあり、その三分の一の店が閉まっているシャッター街。 たばこ産業で潤っていた昭和40年代で時が止まっている、という。ウィキペディアをみたら過疎地となっていた。 商店街のお店の…

なるようになる夏と旅 Part3〜大歩危の川下り

仕事から帰って郵便ポストを開くと、きのうの日記に書いた宿のご主人から写真が届いていた。 そういえば、写真を撮ってもらってたなあ…つい数日前のことなのに、こうして東京に戻って あらためて見ると、わたし本当に楽しかったんだな、楽しそうな顔してるわ…

なるようになる夏と旅 Part2〜徳島・大歩危の宿、ラテンな人々

とにかく漆黒の道路をひた走り、閉まった道の駅に着く。 いまもう大歩危小歩危の渓谷沿いに走っていると言うけれど、真っ暗でなにも見えない。 車を降りると、水の流れるサーサーした音の響き、圧倒的な虫の声。 道の駅に照らされて、渓谷の壁がうっすら見え…

なるようになる夏と旅 Part1〜倉敷のまろやかな猛暑

親友Kさんが徳島に移住した。 今年の夏休みは、彼女を訪ねる旅を計画した。移住するのだからいつでも構わないし このさき、きっと何度も遊びに行くことになるだろうなと思っているのだけど もらった観光パンフレットの大歩危・小歩危の大自然のうつくしさに…

働きながら学ぶ人たち

電車でシャーペン片手に参考書を読んでいると、となりの席の人も勉強してた。 きょうは偶然にも、行きも帰りもそうだった。女性と男性、どちらもたぶん私と同年代。 女性は英語で、男性は政治経済。 女性は問題集に書き込んで、かがむみたいな姿勢で熱心に。…