2008-01-01から1年間の記事一覧

韓流スターの星屑(宝物の話)

実家へ帰ってみたら、ある若い男の子の写真が壁いっぱいだった。 ジュンギ君だ。 うちの母さんが韓国の俳優イ・ジュンギ君にはまっていると知ったのは先月のこと。 雑誌の切り抜きやポストカード、それに「ハングル語講座」「日韓辞典」! 凝り性なものだか…

ロンドンへ続く空です。

ザ・フーはきょうロンドンに帰る。 私は極めつけのバカだ。 仕事で千葉のほうに行くことになっていたから、だからつい 成田空港へ走ってしまった。 行ってどうなる、偶然会える、会えるわけがない、だけど 私はその数時間、自由に動ける状況にあって、仕事の…

(I’m always)Listening to you,you,you

本当に忙しかったから、今回は観に行けないんじゃないかと思ってた。 だからザ・フー来日にちなんでラジオで音楽が流れているときはひどく動揺したし もう、見ないようにしてた。テレビのCMも、雑誌も、関連映画の上映も。 しかしどこかで意識が変わって、そ…

雑誌について

はげしく忙しい日々です。 終電間際の帰宅が続き、土日もなしで走るしかない。 そんなジェットコースターの上からお届けします・・・? 然し、ただいま頭上の空は晴れています。なんでだろう。ストレスがあまりない。 風が吹いています。 さて、きょうは雑誌の…

ブクログはじめました。

わたしは何かっていうとすぐ、ノートを作る癖がある。 日々の記録として、日記でまとめればいいのになぜか小分けしたくなって 「音楽記録」とか「本の記録」「映画にっき」「街めぐり」「芸術ノート」 「ごはん日誌」・・・ちょっと思い出すだけでもこんなに分…

スリーパーのない夜なんて

無印良品へ、冬用のカーテンを買いに行きました。 ついでに婦人服をみていると、スリーパーの新作が出ていました! 今夜はそれを着て、あまりのベスト・スリーパーぶりに感動したので 日記に記します。この写真の色違いのしまスリーパーです。 実はわたしは…

ブラザーズ・クエイの幻想博物館

このところ、日々仕事にまつわる気遣いに振り回されていたので 知らぬ間に無自覚に、心がやられていたことに気づいた休日。 肉体的な疲れがとれると、う、認めたくないけどストレス溜まってたのね。。 昨日は突然、うぁあーと部屋の大々的なレイアウト変えし…

ダークナイトを観に渋谷へ行ったらタワレコが!

きょうはバットマン「ダークナイト」を観に行ってきました。 新宿三丁目のピカデリーで観ようとしたら、まさかの満席。 というかそれよりも、ピカデリーの激しいリニューアルぶりにびっくり。 渋谷のユーロスペースのような・・・小綺麗な内装そしてシネコンに…

スカイ・クロラ

最近仕事で、キャラクターアニメの演出のお手伝いをした。 監督はベテランのおじいちゃんで、視点の面白さにいつも驚かされるひとで あぁこういう人でありたいなぁ、と憧れる、とても尊敬している人。 だから、わたしはじゃあ助監督やります!と嬉々として名…

和田堀公園 緑と池と江戸時代へ

今日は本当は映画「スカイ・クロラ」のことを書くつもりだったんだけど 明日に延期して、15分で行ける旅のお話。 昨日の日記に書いたように、皮膚が自然を求めて呼吸したがっているので 思い切って高尾山へ行こうかと思ったけどもう午後2時・・ってんでやめて …

イントゥ・ザ・ワイルド

この夏は東京を出なかった。だから時折息がつまりそうになった。 いっそ東京を出て、どこか知らない場所に住もうかって思ったりもした。 今ここですべてを手放してもいいんだ。家だって映像だって。忘れられた可能性の話。 どこにいても、なにをしていても、…

お盆ものがたり〜猫の幽霊

今年のお盆はもう一箇所、お墓まいりに行くことになってしまった。 少し離れた山中にある動物墓地。 わたしが飼い猫の死のしらせを受けたのは、亡くなってから一週間ぐらい経ってからで 墓地に埋葬が済んで、それからもっと後のことだった。 母親は、外にい…

お盆ものがたり〜誰かの足あと

久し振りに実家へ帰省してきました。 母親の誕生日やらなんやら、ちょくちょく帰っているようで、そうでもない。 でも、帰ると必ず連れて行かれる場所があって、それはお墓。 どんな野暮用でも、帰って母親に会ったら、父親にも会うのはあたりまえ。 それか…

カート・ヴォネガット的、フジロック一回休み

今日は行こうか散々迷ったのだけど、フジロック。 毎年習慣のように、何やかんや言いつつも行っていたけれど 今年はお休みにしました。理由はいろいろある、にしても 以前の私なら信じられない判断だなぁと思う。 夏が来るのが楽しみなのは、このイベントが…

攻殻機動隊2.0

映画「攻殻機動隊」がバージョンアップして「攻殻機動隊2.0」 じゃあ攻殻機動隊3.0以降とか今後もバージョンアップが続いたりする?と思い そして劇場へ行き、帰り道、マイナーアップグレードでも幾らでも続けられそうだなぁ と思ったのは私だけじゃないはず…

8mmフィルムの眼

下北沢にラ・カメラという不定期上映館があります。 昔々、15年ほど前には乃木坂にありました。いつまであったかは分からない。 私は高校生のころ「ぴあ」のシネマテーク欄を見て、上映作品のタイトルを見て なんだかわかんないけど相当に宮沢賢治の匂いがす…

スローターハウス5のかたまり

「スローターハウス5」を読み終えました。 終わりたくなかった。最後まで読んで、また頭からめくりなおした。 ああ本当に素晴らしいなぁと思った。しみじみと、そう思ってるところ。 この本の半分ぐらいを読んだあたりで、映画「スローターハウス5」のことを…

カート・ヴォネガット的、日々のSF

先日「タイタンの妖女」を読んでしまってからというもの、いま私の頭の中は もうカート・ヴォネガットでいっぱいです。 書かれた年代を思うと、非現実全開のサイケデリックさが溢れるのもうなずけるんだけど なんていうか、世界が狂い咲き。なのに完全。なん…

森山大道レトロスペクティブ

音楽は風景のなかに入り込む。 いつも同じくそこに在り、地球に沿って円形にぐるりと広がっている風景。 それを世界と呼ぶとする。 風景の連続が世界であり、風景は世界の一部を切り抜いたものです。 切り抜いたのは誰?あなたやわたし、誰か人間の目。 目は…

神秘のモーツァルト/ヴィオラソナタ・ショスタコーヴィチ

過ぎていく時間を遡るのは無理なのです。タイムトラベルでもしなければ。 けれど、過去からあっさりと現在へやってくるのが音楽です。 スピーカーの中でいつでも歌っており、過去の人が奏でているそれらは 生きている私達の風景のなかにするりと入り込む。 …

フィラデルフィア管弦楽団の秘密

音楽のはじまりは呪術だった、と民俗学の本で読んだ。 悪魔を祓うための魔法、音楽。 アフリカやアマゾン奥地なんかじゃ今も変わらず歌い踊る儀式で魔を消し去り キリスト教だって礼拝では、聖歌を歌いまくり、祈る言葉にメロディをつけて唱える。 仏教、み…

オウテカと私は夜、不思議な旅にでた

テクノ界のトリックスター、ジョーカー、リズムの津波 オウテカが来日したのは、先月のいまごろでした。 ご報告が遅くなりました。行きました。今夜はオウテカのライブのお話です。 会場は恵比寿リキッドルーム、初めて行った。ロッカー、フロアの構成、柵の…

築地、魚河岸、隅田川

会社が築地に引っ越した。 以前は銀座にあって、今もそれなりに近いのだけど、銀座へはさっぱり行かなくなった。 築地はとてもすてきだ。魚市場がすぐ傍にあり、場外の商店街、大きな(色褪せた)魚の看板をみると もうそれだけで、うきうきして胸がきゅんと…

24アワー・パーティー・ピープル

一昨日の日記はひどいもんだ。これを150以上の人がみてるってどういうことだ・・・。 けれど、こんなことよくあるって聞いて(なんと母親からも言われて)ぎょっとした。 ある種の女性達特有のみょうなダークさを察知すると、あたしはいつも逃げていたからあん…

モーツァルトと私からの手紙

「お願いです、もうそんなに悲しい手紙を書かないでください、 なぜなら、いまのぼくに必要なのは、なにごとにも曇らされない魂の状態であり、 とらわれのない頭脳であり、仕事をする喜びだからです。 そして、悲しいときには、それができなくなるのです。」…

アフター・ノーカントリーの断片

「ノーカントリー」を観た後、ショック状態を引きずって書いたブログを読み直すと あたしはなんとかして、闘おうとしてるんだけど足元がおぼつかなくて、真っ暗だ。 自らブログに書いてた、『私が知るあたたかさや傷の手当の薬』を、あの時くれた、 そばにい…

ノーカントリー

日々が重なり、一年になり、五年になり、十年になる 歳をとって、私はあるとき死ぬ。明日か、四十年後かわからない。 時代ってなんですか。正体のない大きな流れのようでいて、小さな生活の集合体で 今、それが歪み続けておかしくなっているのか、それともそ…

なんだろうこのシンクロニシティ

ゆっくり休んで4連休、身も心も忙しすぎた日々が遠くへ、思い出になりました。 ヒトの回復力は凄い、とこういうときいつも思うのだけど、仕事が落ち着いたから そろそろ自分の創作に戻ろうとかんがえる。 もうしばらく頭を使いたくないって、休みの前は消耗…

アートアニメション祭でごった返す(?)阿佐ヶ谷より。

きょうから4連休。やっとゆっくり過ごせます。 阿佐ヶ谷はアートアニメーションフェスティバルが始まりました。 何も考えずに、ラピュタ阿佐ヶ谷で山村浩二の作品集が上映するっていうから 行ってみたら、もう混み混みで全然入れませんでした。残念。 「頭山…

目と耳と安らぎ

もう、忙しすぎてびっくりでした。 阿佐ヶ谷に住んでいて本当によかった、とこの度しみじみ思ったのは 映画館がある街だったってこと。 一ヶ月近く、土日もフル稼働させられた挙句、疲れ果てても自分を見失わずにすんだのは なんとかして、映画を見に行けた…