死者の書/クラブハイツ

今日は代休とれちゃった!
てことでいっぱい寝て、映画を見て、美味しいものを食べてのんびりと過ごそう・・・
としてました。久し振りの友人とともに、なかなかその通りの理想的な休日でした。
しかしこの後、とんでもない展開に!!!
日記のタイトルを見てすでに爆笑しているかた、あなた大人すぎです。
本日は、休日二日分のボリュームといってよいです。あえてToday#はつけません。


午後、岩波ホールへお出かけ。
川本喜八郎監督「死者の書」を観にいきました。
はいこれです→http://www.kihachiro.com/index2.htm
人形劇です!なんかもう、スゴかったなぁ。人形が凄かったな。
川本さん、NHKの「三国志」の監督といえば、だいたいお察しできるでしょう。
死者の書」は、スピリチュアルな大恋愛映画(ってことでいいかな?)で
神の愛と人の恋愛とがごった煮になって煮込まれた挙句、一つの透明な愛の光にたどり着くっていう話。
一夜にしてものすごい曼荼羅を作り上げてしまった中将姫の物語、冒頭はそのドキュメントから始まります。
これが実話なんてすごいよな。
この姫をモデルにした寓話で、奇跡のような曼荼羅へ至るまでの心の変遷を描いています。
強いんだけど浮遊している色彩と光、ディテール、そして何よりも人形の顔!あの夢に出てきそうな顔!
もうやられっぱなしでした。
死者の書」を読んでみようと手に取ったんだけどね、旧かな使いで書いてあって
ついていけなくなりそうな気がしたので、お隣の本屋で折口信夫分析本を購入です。
そのあと御茶ノ水Janis中古店に寄ってちょこっと買って、エチオピアで超からいカレーを
食べました。ああ楽しかった。


そして帰宅後。夜、お風呂上がりに、またあの人から電話が・・・
「今どこ?家?これから歌舞伎町に来なさい。凄いキャバレーに行くよ」
キャバレー?私髪びしょぬれ状態なんですけど・・・ていうか私のPC返してくださいよ・・・先輩。
てことで、昔の会社のメンバーに呼び出されて歌舞伎町へ。
ホントに「凄いキャバレー」クラブハイツへ行きました。
はいここです→http://www.clubheights.com/
大人です。大人の世界すぎます。モダンボーイ達の遊び場って感じの世界が広がっていました。
歌舞伎町の東亜会館、ワンフロアを占める日本最大級のキャバレーは
バンドがずっと生演奏(かなりちょうどいい音響で!)、その前にはダンスフロアーがあって
社交ダンスをしているの。踊ってこい!と言われるも、あんなエレガントなマンツーマンの
踊りがこんな小娘にできるかい!
踊っているのは役者というかダンス専門の人たちで、踊りたい人の相手をするためにいるらしい。
けっこう年配の方々。あんなダンディなおじさんと私が踊るなんて、めったにできない経験かも・・・
とちょっと惹かれたけどね。ライブもよく行われてて、この前は寺内タケシが出演してたんだって。
なんか私ももういい歳、と思ってたけど、ここに来たらほんとただの小娘だな〜と思わずにいられません。
ホステスさんは若い子もおばちゃんもおばあちゃんも居て、絶対猥雑なことは起きない雰囲気。
私たちのテーブルにはニューハーフの人や中国人もいた。むちゃくちゃ楽しかった。
いや〜なんか、「恋のから騒ぎ」みたいな面白さだったなぁ。色んな話をしたけど、それは
書いているときりが無いので、小出しに書きます。
帰るとき私だけトイレに行ってて、エレベーターに乗り遅れてしまったんだけど、
ドアボーイに「アキコ様ですか?」と上品に尋ねられた挙句、8人のホステスさんに
「アーキーコ!アーキーコ!」と手拍子つきで見送られました(笑)
いやまったく、なんて一日なんでしょう。
明日は仕事なんて、とても思えません・・・。もうちょっと飲みたかったな〜!