ベルヴィルランデブー
「ベルヴィル・ランデブー」@テアトルタイムズスクエア 観てきました。
何かの雑誌でスチルを見て以来「これは絶対いい映画に違いない!」と
思っていましたが、その通りでした。こういう直感て当たるものです。
とにかく、その絵世界が素晴らしい!かなり惚れこんでしまいました。
風刺画のような極端なデフォルメの連続。
物語のもつ空気や感情を、実にそのまま表現しているのです。
そのやりかたが実に見事で、鮮やか。
「ここまでやりますか!」の絵世界で展開する、素朴で奇天烈な物語。
いや面白かったです。アートに偏らず、娯楽に媚びることもなく。でもたのしくて。
物語ははっきり筋があるけれど、童話のようなマジカル&イリュージョン。
それで、はっきり言ってとてもいい話なのです。
アートアニメーションだと大人向けみたいに思われるけど、セリフも
あまりないから、子供にもいけるかも。
今日たまたま子連れがそばにいて、一番リアクションが良かったのはその子供でした。
デフォルメされた人物やモノが出てくる度にキャアキャア言ってて、笑ってしまった。
実写でやると・・とても近いものを感じるのが
テリー・ギリアムの映画の世界です。
言ってみれば「ここまでやるか!」感と、ブラックや笑いなどのすんなりした
バランスの良さは、どうもモンティパイソンを思い出します。
そこにロマンやテンダネスが加わると・・・ギリアムになるんじゃないかしら。
う〜んギリアム好きには相性良いかもしれない、この映画。
映画を観終わると、出てすぐHMVがあるのがこの映画館のいい所かどうか・・・
はい、まんまとサントラ買っちゃいました!
トリプレッツの素晴らしすぎるライブシーンが頭から離れなくて・・・
ベルヴィルランデブーの素敵なHP→http://www.klockworx.com/belleville/
ベルヴィル・ランデブー オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
- アーティスト: サントラ,Charles Prevost Linton,Benoit Charest,M,Beatrice Bonifassi,Jean-Claude Donda,Lina Boudrault,Marie-Lou Gauthier
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/12/08
- メディア: CD
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