愛・地球博レポート。

akk2005-03-18

仕事で名古屋へ。
今日は「愛・地球博」のマスコミ内覧会でした。
内覧会とは、プレオープンに近い状態でお迎えするのが
普通。だけど私の仕事はといえば、某パビリオンの
映像動作チェック。いやはや、ぎりぎりまでやってます。
映像も今日、最終プレビューだもの。お隣では外人さんが電ノコで何か作ってた。
企業系は完成してるけど、世界各国のパビリオンはまだ作ってます的な感じ。
ぶっちゃけ大丈夫かと・・。


仕事の合間に、とにかく見たい2つを観てきました。
まずはマンモス。マンモス。混みまくりです。これは会期中、大変かも。
列になって、前を通りぬけるような感じで鑑賞(?)しました。
全身かと思ったら一部なのね・・・。でも大きかった、牙。
あんなきれいな状態で残ってるというのは、なんだか感動的です。
剥製のような保存状態でしたよ。



もう一つ。押井守演出の「夢見る山」めざめの方舟
これは会期中、2ヶ月ごとに演目が変わるそうで。第一弾は「魚」
魚の神々が、水の世界の森羅万象を見つめている・・・といった感じの演出で。
床一面にプラズマディスプレー、天井や壁にも映像が投影される。
魚の頭部を持った沢山の人形達が、映像を見下ろす。
大和言葉の歌にあわせて、映像が怒涛のように展開されていきます。
最初はへえ と観ていたけれど、進むにつれて、すごいのです・・・。
ちょっと、本当に鳥肌立ちました。
海の中の魚の映像って、見慣れているでしょ。それが無数に出てくるんだけど
いわゆるリュックベッソンアトランティス」な感じじゃないわけ。
海の魚、きれいでしょ、すごいでしょじゃなく。
それぞれの映像を見ても、ぞっとするほど、押井さんのエレメンツなのです。
静けさだったり、意識が浮遊したり、ぞわっとしたり。脳に直接くる感じ。
プラズマの鮮烈さが際立つニシキゴイや、曖昧なスクリーンに投影される
ひそかな深海魚・・・と、投影媒体を計算し尽くしているところもすごい。
行く人は、これぜひ観てください。感動するよ。



今日はとにかく風が強くて、すっごい寒かった・・・。
ゴンドラも止まったみたい。まだ調整中なんだろうな。
マスコミお披露目だけあって、ほとんど取材陣。3歩歩けばロケに当たる有様。
帰ってホテルでTV見てたら、一斉に今日の様子がやっていました。お疲れさま〜。
明日も万博でシゴトだあ。と思いつつ寝る。