しまうま競馬と撮影所のある街

「レーシング・ストライプス」を観てきました。
しまうまが競馬に出場する話、と知ってすぐに
競馬大好きな母に観せたい！と思いついたのです。
母と一緒に映画館へ行くのは、すっごく久しぶり。
というか母が映画館に行くのが、すっごく久しぶり。
それもあって引っ張り出したかったのだ。映画は高い？
たまにはいいじゃん！


実家近くの立川シネマシティで観ようとしたら、前売り券が使えなかったので
急遽、大泉学園の『T・ジョイ大泉』へ。
こんな所にシネコンが・・・知らなかった。東映撮影所の隣にある。
実は母は、小さい頃にこの辺りに住んでいた。
今シネコンと大きなスーパーがある場所は、昔は撮影所のオープンセットが
あったそうな。その広い敷地にセットの街があり、撮影に使われていたらしい。
作品ごとに看板や装飾が変わり、セットの街はちょっとしたテーマパークのようで
近所の子供達の遊び場になっていたんだって。
思いがけず今日は、そんな懐かしい場所に行くことになったってわけね。


映画はもちろん『ベイブ』のように、楽しくて、かわいらしくて、感動的で
愛着が湧いてくるような作品でした。
しまうまは逃げ足が速い動物だから、競走馬にもなれるのだ。
というくだりに、妙に納得。
でもサラブレッドと並ぶと、しまうまは本当にちっちゃいんだな〜と思いました。
それがまた、けなげで絵になるんだけどね。
母は「ケンタッキーオープンにしまうまが出られるかな・・・」と
私にはよく分からんことを気にかけていましたが、終始楽しそうでした。


せっかくだからと、帰りにクイズに応募。シールとバッジをもらいました。
T・ジョイ大泉、きれいできちんとしてて、とても好感の持てる映画館。
なんとなく、また来たいなぁと思う場所でした。
映画観れば、駐車場は3時間無料だしね。


帰り道、カーラジオでずっとJ-WAVEのバンクーバー特集を聴いてました。
いいなあ、バンクーバー・・・
ああいう、耳で旅行する感覚ってすごく好きです。音から空気が伝わってくる。
とてもよい旅行記を読んだような気分になりました。