autechre@CLUB CITTA’

止まらないリズムと音の波が、実際ライブでこんな風に襲ってくるとは
CDを聴いている時には、思いつかなかった。
音に支配されて、真っ白なトランス状態になるだろうと思っていたら。
だからライブは、行ってみなけりゃ分からない。


『LIVE』
の単語どおり、その空間に響く音が立体的で、現実的で
トランス状態どころか、地に足がしっかりついていた!


音がとてもきれいだった。
会場はほとんど真っ暗闇、視界がきかないなかで音が響く。
そうしたら、宙に浮かびそうなものでしょう。


なのにまるで、素晴らしいバンドのライブ演奏を観ているようだ。
ヨラテンゴや、トータスや、デーモン&ナオミや、ルーリード・・・
一番伝わりやすい風に書くと、アンダーワールド
そういう問答無用のライブ感がオウテカのライブにありました。
冗談じゃない、私は本当にそう思った。


生演奏という訳でもないオウテカに、こんなことを感じるなんて
おかどちがい?かもしれませんが。
この夜他の出演者も、面白かったりカッコよかったりしたけれど
音が生きているように、飛び交っていたのはオウテカだけだった!


オウテカは別格です」という言い方があっている?
でも私はあえて言いたい、「オウテカは『LIVE』です」!

はまぞうオウテカオウテカー てどうしたの・・・