沖縄旅日記 その2:水族館と死者の家

akk2005-07-04

今日からロケです。
撮影にまつわるエトセトラは割愛して。


美ら海水族館へ行った。
小さい水槽、大きい水槽の数々を通り抜けて
あの『世界一大きな水槽』にたどりつく。
これはもう水族館というよりは、ダイビングに近い光景だ。
視界いっぱいに、水の中の世界があるんだから!
海を凝縮したような風景の中、ジンベエザメの泳ぐ姿は感動的で
その腹の下にくっついて泳ぐコバンザメはとっても愛らしい。
マンタがふわっと踊るように舞い、魚たちは漂ったり、整列したりしている。
竜宮城!
いつか、ジンベエザメファンの母親に見せてあげたいんだ。
時間がなくて、お土産を買うことができなかったけど・・・(ごめんね!)


広大な海洋博公園から少し行くと、琉宮城蝶々園がある。
ここは驚くほど人なつっこい蝶々がいっぱいいるだけでなく
実は隠れた絶景スポットなのです。
海に面していて、高台やお食事処のベランダに出ると
見渡す限り、綺麗な海が見渡せる場所。
海洋博公園と蝶々園の間の土地に、沖縄特有の家の形をした墓がたくさんある。
戦没者の墓地だそうだ。
死者のために選ばれた美しい土地。海をみながらここに住んでいる。
きっと幽霊が見えたら、やっぱりアロハなんだろうな。


日没前に、撮影できそうな海岸を見て回る。
素朴な海岸がずっと続く。撮影なんて、どこでも出来そうだ。