Today#3 母親の誕生日、馬とエンヤとフジ子さん

akk2006-01-15

きょうは母親の誕生日。渋谷のプラザエクウス(JRAの直営店)へ駆け込み、
馬の置き物と「あのう、武豊ディープインパクトのポストカードをください!」
で一枚。毎年おなじみの光景です。今年は馬の名前を言えただけましだな。
そのまま上階へ走り、レコファンでエンヤの『アマランタイン』を買って 
更に上階のカフェでバースデーカードを書いた。
(このビルは最高に便利だと思ってるのは私ぐらいなものね)と思いつつ
今年のプレゼントをテーブルに広げて、カードに向かう。
何を書こうか。毎年悩んで時間がかかり、挙句に下手くそな文章が残る。
でも今年は瞬間、ほぼ無意識にこんなことを書きはじめていた。
私はあなたをお手本にして生きています
書きながら勝手に泣いている。親に関わる感情が絡むと、訳の分からないところで泣くものだ。
人間って不思議だね。


この猫は黄ちゃんといいます。もともと野良猫で、うちにきても抱っこだけは絶対に嫌がって
大暴れする警戒心の強い猫。だけど今日は、自ら抱きついてくるので驚きました。
母はこともなげに
「ああ、最近チイちゃん(母猫)の霊がとりついたみたいね。甘えん坊だったからあの子は」
と言ってのけます。そういう人です。
去年は56歳にして代数幾何にハマり、徳川家康をきっかけに徳川家年代記を網羅し、
パールバックの『大地』を読んで中国の開拓史に夢中になっていた。
自慢の親なんてしらじらしいこと言わないけど、見てて飽きない(笑)ほんとに。
やっぱりこの人は私のお手本だわ。


最近、母はフジ子・ヘミングにハマっています。フジ子さんの人生を一通り語ったのち、
ほぼ強制的にCDを持たされました。
今聴いています。すんごいです。なんてやわらかくて美しくて、無意識世界の音!
アンビエントを探してる人へ、実はこの人の音色こそ真のアンビエントだと思うわよ、まじで!