Today#8 深夜のクーラ・シェイカー祭

一人暮らしで一番嬉しいことは、家でどんな時間の使い方をしても
誰にも何にも言われないこと。
きっと一人暮らしの人はみんな、何かしら(やりすぎだって)という事を思い切りやって
ご満悦、というお楽しみタイムを持っているはずだ。
うちは防音マンションなので、よく、止まらない衝動に任せてうるさく感じる一歩手前まで
音を上げて音楽を聴くことがあります。
今夜は突然クーラ・シェイカーが聴きたくなって、0時過ぎから3時位まで
「Peasants,Pigs&Astronauts」を聴いてたんだけどまだぞくぞくする。頭から離れない。
体は眠いのに、さっき焚いていたお香の匂いが微かに流れてくると・・・だめだ!
結局またプレイして朝5時を回ったところで記憶が途絶えて、そのまま寝てた。
もう何度となく聴いているCDなのに、まったく何でしょうね、人の快楽とは。衝動の源とは。


ちょっと懐かしいクーラ、確かに私はこのアルバムがすごく特別に大好きで、デビュー盤「K」よりも
(あれも素晴らしいけど!)地味目に評価されていたこっちがダントツに好きだった。
そう友人に言うと、君はストーンズで「アンダーカバー」と「サタニックマジェスティーズ」を
ベストに選ぶ人だもんね、そりゃそうだと納得されたのを覚えてる。
なんだ、その納得のしかたは。と当時は思ったけど、このアルバムは「サタニック〜」の
憑依感と「アンダーカバー」の現実感の間にあるかも。なんて今夜思った。ちょっと強引!?
久しぶりに聴いた「Sounds of Drums」はやっぱり素晴らしすぎて、胸がいっぱいになった。
彼らはもっと、伝説になっていいと思う。


きょうの一日を振り返ったところで、クーラ・シェイカー祭に至る糸口がわかんない。
何の作用か、数年ぶりに訪れたこの音楽への道程。それは翌朝起きぬけに、面白いシンクロニシティをおこした。
クーラの来日公演を一緒に観にいった友人から、メールがきたんだ。笑っちゃった。


当時、その子はクリスピアンミルズの熱狂的なファンで、同伴した私はなぜか中野サンプラザ
裏口で『出待ち』を一緒にしたりした。
その頃私はポールウェラーの来日後で、ポール、ポールと熱病にうなされ状態。
帰りに、ポールとクリスピアンと私達の4ショット『合成プリクラ』をつくって大喜びしてた。
まったく、君達は中学生か・・・って感じの行動だけど。


彼女からの今朝のメールはこうだった。
ポールウェラー来日決定だって!」
ほ・ん・と・の・は・な・し!


こうなるとポールを観に駆けつけないとばちが当たりそう(?)だけど、思いきり平日。
U2といいポールといい、春の来日ラッシュは私には圏外か!追加に期待します。

Peasants, Pigs & Astronauts

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