Today#110 ばったり出会ったロードミュージック

いやぁ、いやあもう、今日はびっくりです!
この3連休、暇だしそろそろ、どっかでクラブにでも踊りに行こうと思っていた。
昨晩調べて、セオ・パリッシュかFrancois K辺りでいっか、と漠然と決めてみて
そうなるとどちらも日曜、今日は暇。
美容院へ行き、店を出ると、ちょうど生ぬるい空気が冷えてきたところだった。
髪を切ってさっぱりしたついでに、自転車に乗って渋谷へ行った。
レコファンに寄らなきゃ、とBEAM方面へ向かう途中、見覚えのある男性とすれ違った。
あれ?やたらでかい今の男の人、もしかして・・・!?
それは見覚えあるなんてもんじゃない、私のアイドル、ザ・コレクターズの古市コータローさん
だったんです。これだけなら、ただスターを街角で見かけてキャーなだけだけど、
その後レコファンで、ザ・コレクターズのTシャツを着た男の子を見かける。偶然にしちゃ出来すぎだ。
もしかして・・・
対面のクアトロに急いで向かう、やっぱりだ!今夜ここでザ・コレクターズのライブがある。
やったあ!
そしてたまたま、今日は暑いからって、丈の短いサイケデリックなワンピースを着ていた。
これは何かというと、ザ・コレクターズを見に行く時の正装にあたるってわけ!
かくしてパズルがかちっとはまり、私は無事、そして突然、彼らのライブを観ることになった。
すごく久し振りなんだ。もぅもうもうう!!始まった途端にカンゲキしちゃった!
思いがけない夜に、あの素敵な人達の姿が目の前に現れて、黄金の『ジャカジャーン』が始まって
それは本当に完璧にカッコ良くて、ライブで、音楽のすべてだった。
私もうばかみたいに笑顔で踊ってた、ライブの間じゅうずっと、いつ均衡が崩れたら泣き出すかしれないほど、
心の温度が非常に高いところまで行っていた。骨ごと熱い、熱い時間だったのです。


今夜のライブ、今年20周年を迎えてしまうザ・コレクターズの、集大成マンスリーライブの一環でした。
だからか演奏されたのは、暫く聴いていなかった大事な曲ばかりで溢れてた。
私の人生に色々なかたちで作用してきた音楽が。
いやってほど踊って、お約束のラストナンバーが終わると、さらにもう一曲はじまったのでおどろいた!
『僕の時間機械』という素晴らしく狂わされてしまう曲で、瞬間全てを捨てて音楽にダイブした。


だから、クアトロを出た私はただのロックだったとおもう。

Living Four Kicks?COMPLETE LIVE

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