Today#117 めでたい日

本日快晴!親友の結婚式。
披露宴では、この日記にもちょこちょこ書いてたバンド演奏が待っています。
仕事帰りに練習、練習の日々ももう終わり。
おととい、昨日とリハーサルでスタジオに入り、やっとバンド全員で音を合わせたら、
なんかすごくほっとして、ミスしてもいいじゃん、楽しもう!と思った。
なにせ7年ぶりです。前回の演奏は、キーボードとリズムマシンで、打ち込み中心だった。
しかしラクかというとそうでもなく、マシンの制御と手弾きでテンパり、間奏中に
スピーチしようとしたらマイクスタンドが倒れる・・・という冷や汗かきまくりのライブだったの。
今回は身ひとつ、グランドピアノと心中よ!


披露宴はバイリンガル+αで進行。日本語・英語・ドイツ語が入り乱れるのでおもしろい。
中学生の頃から、ともにバカ笑いしてきた親友が、ほんとうに美しい花嫁になっている。
笑っちゃうぐらいきれいだ。花嫁は上品に笑う。でもたまにバカ笑いをする。
それでも本当にキレイだ!
花嫁の真ん前という特等席で楽しませてもらった我々は、実は出演順を知らされていなかった。
まだかなあ、そろそろ?とそわそわしていたけど、一番最後だと知ってとにかく食べた。
そんな訳でライブです。演奏前のスピーチが終わると、私の100%ソロ演奏から始まるんだけど
うわっともう大緊張。。いきなり出だし間違えて、弾きなおし(超かっこわるー!)
一旦ミスしたら開き直って、笑いながら弾きまくることができました。
今回の演奏では、新郎の父親が途中から参加して歌う、というサプライズを用意していて
ステージに上げるまでの時間を考え、4番までの歌を実質6番まで引き伸ばしたんだけど
父親、やるきまんまんですぐ上がってきちゃって、時間が余るほど(笑)
しかもキャット・スティーブンスの物まね的な歌い方・・・かなり練習したんだろな、ドイツのカラオケバーで。
おかげでかなり盛り上がって、拍手喝さいでした。
清らかに弾くつもりが、すっかり笑ってしまった。立ち上がって振り返ると新郎新婦も笑ってた。
めちゃくちゃ嬉しかった。二人に幸多かれ、ドイツ語でなんだっけ?すごく長くて、全員で最後に叫ぼうとして
断念したんだ、だから心でそう思いながら二人を見た。


終わった後、みんな脱力して、やっと普通の生活に戻れる・・・なんて言いながら、やっぱり同じことを思ってた。
私が言った「でも楽しかったね」楽しかったよ。久し振りにやると楽しい。うん。
誰かが言った「今もしも全員が東京にいたら、たまに集まって、バンドをやりたいと思う?」
みんな自然にうなづいた。私ももちろん、ふつうにうなづいた。こんな気持ちになるなんて思わなかった。
家に帰ってから、もういいのに一度だけ、今夜演奏した曲を弾いた。
音楽は楽しい。