Today#123 美しく、暖かく輝く、人生はグルーブ、ベイビー。

生きていて寂しくなるのは仕方が無い。
この気持ち、なんとかならないだろうか。


きっかけがいかに馬鹿げた些細なことだとしても、重く大きな寂寥の扉を開いてしまうことがあるね。
（なんとかならないだろうか）と漠然とでも考えられれば、もう心が快方に向かっている徴で
憂鬱の原因も解決法も、対処法もわかっていても、それでも人は心が曇ると雨雲にすっぽり包まれる。
「雨は次第に強くなるでしょう。」
嵐がくるかもしれない。果たして晴れの状態がどんなだったか、思い出すのも困難だ…
（なんとかしなきゃ）と思い付く前、雨が続いて　ただただ悲しいだけのお天気を
途方にくれて受けるしかない状況、助けを呼ぼうにも、どうも救助船に信号が届かないみたい。
雨だからね、仕方ない。これもまた天災、水害だとおもうんだよ。私の声が小さくなる、水のせいだ。


もしもあなたにそんな日が訪れてしまったら、
そしてその時に『一番好きな音楽を聴こう』としても、聴こえる気がしない風向きだったら
もしかしたら、今夜私が聴いている音楽が役立つかもしれない。
心をなんとかしたいから、救いを求めた音楽ではない。その時、私は心が曇っていたから音楽どうでもよくて
聴きたい音もイメージできない状態でなんとなく、買って聴いてなかったCDを流したら、心のなかに虹が出た！
雨がやんだ、ベランダに出て踊りたくなった、人生はグルーブ、ベイビー。
ハウスミュージックは、家（ハウス）で大きな音で、洪水みたいにばかみたいに溢れてこそ
美しく暖かく輝くのかもしれないね。田舎町の満天の星空のようにさ。

Soul Heaven Presents Masters at Work

このMASTERS AT WORKはラリー・レヴァンみたいで、魂の全体で幸せを感じる素晴らしい曲が多く入っている。
まさにソウルヘヴン。私みたいになっちゃった人は、まずはDISC-3から聴いてみてください。
虹が出たらフロアへ飛んで、DISC1&2、そんな感じで晴れていく、踊ろうよベイビー。
寂寥感の天敵は太陽なんだね。ゆっくりと、そのうちに温かく眠くなる。
日々生まれる愛を思い出したら、フロアを出て、それを噛んでよく眠ろう。
ストンと落ちた。それが一番いいって思いながら。