Today#129 結局、私が好きなのは…
そうか。そうだったのか。
今日、初めて自分の一番好きなソウルミュージックのジャンルを知ってしまった。
『フィリー・ソウル』だって。フィラデルフィア発、70年代以降のソウル。
フィリー・ソウルっていう単語、聞いたことはあったけど、まさかMyソウルがこれだとは。
いつものようにタワレコで、サルソウルレーベル作品の定期パトロールをしていたら気がついた。
『SALSOUL』の上に『フィラデルフィア』というカテゴリがあるんだけど…
これがツリー状配置だったと気がつかなかったんだよね!
なんとなく(というか間違えて)手にとってはっ!なぜシスタースレッジがこんな所に!?
ということは、もしかして?
フィラデルフィア・ソウル=フィリーソウル と気がついて、そういえばサルソウルの
解説などでよく出てきたキーワードのような…
更に見るとFIRST CHOICE、DOUBLE EXPOSUREなどのサルソウルの方々…えっスピナーズも?
稲妻に打たれたように、と言い訳してフィリーソウル集を幾つか買ってきました。
ソウルも本当に色々な音があって、例えばモータウンとJBは全然違うし、
スライ&ファミリーストーンとサルソウルは全然違う。
その中でも特に落ち着くというか、あぁもう大好きだなあ…と自然とにやけてしまうほど好きなのは
やっぱりサルソウルレーベルの音楽が多いよ。甘すぎなくて、心をまるごと昇華させるアツさが
あって、安心する。聴いててホントに幸せだなあと思う、肌に合うんだろうね。
昔のソウルってシングル盤文化だ、サルソウル以外にもあるはずだけど…出会いようがなかった。
サルソウルはニューヨーク発だと思い込んでた。ハウスの根源で、ガラージって呼ばれてて
ニューヨークのクラブでラリー・レヴァン師が布教した音楽だと、あらすじ読むといつもこんな感じ。
今日フィリー・ソウル!と驚いているのは、他でもないサルソウルの前身レーベルが
フィラデルフィアのレーベルだった、つまりサルソウル=フィリー・ソウルだと知ったからよ。
フィリー・ソウルは全体的に、穏やかでやさしい。どんなにアップテンポでも。
それは、弦楽器の音がつねに・ずっと・たくさん流れているからだ。
私はソウルの中でも、弦楽器が川のように流れて包んでいるようなソウルにめっぽう弱くて
今、フィリー・ソウル集を聴いてて思うのは、なんていうか温かくてポジティブなんだね。
ノリノリのダンスナンバーになると、それが凄い多幸感になってあらわれるし
胸がきゅんとする切ない音階の曲にしてもだ、人肌の温かさが溢れているのだ。
そういう場所なのかな、フィラデルフィアって。トムハンクスの映画しか思いつかないけど…。
はまぞう!フィリーソウルのリンクが全然ないじゃん…てことで結局、きょうのサルソウル↓
- アーティスト: オムニバス,ダブル・エクスポージャー,ファースト・チョイス,ブレンダ・グーチ,ジョー・バターン feat.ジョセリン・ブラウン,ジョー・バターン,スカイ,メトロポリス feat.ザ・スウィートハーツ,キャロル・ウィリアムス,キャンディド,シルヴェッティ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: CD
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興味のあるかたは、タワレコ店頭→ソウルフロア→その他VAフィラデルフィア にあるものを
どれでも一枚聴いてみてちょうだい。きっと間違いないでしょう。そのうち私、買い占めますから。