ロックな買物

akk2007-06-02

音楽にまつわるモノにはめっぽう弱いです。
でも何でもかんでもじゃなくて、何よりもバランスが大事です。
デザインや形が、その指し示す音楽と感覚が合ってなきゃ買わない。
昔はライブに行けばなんでも、Tシャツなんかもサイズが合わなくても買ってたけれど
結局、そういった服はヤフオク行きになるのです。大好きな音楽の服でも、だからこそ誰かファンの人に
引継ぎしてもらいたい・・・うちに眠らせるなんてかわいそうだ・・・という気分になっちゃって。
最近じゃもう大人だから、直感を大事にしつつ、ちょっと考えてから選びます。
きょうはそんな私の、最新版ロックな買物のお話。


ネットがなければ、出会わなかっただろうな・・・
アメリカのブランド『WORN FREE』のTシャツを入手しました。
HPはここ→ http://www.wornfree.com/
このブランドは、ヴィンテージレプリカを手がけているんだけど、その対象がおもろいの。
ミュージシャンが私服やライブで着ていた服を、写真をもとにして完全復刻します!というコンセプトでね。
HP見てもらえればわかると思うけど、そのミュージシャンのセレクトがとっても偏ってる(笑)
ジョン・レノン、ドアーズ、ラモーンズ、ブロンディ、アラン・パーソンズ・・・
誰かの個人的な好みとしか思えない。でもなんかいい。パンク系などと系統だってない感じがいいなあ。
写真をもとに・・・ってことで、Tシャツには証拠写真をステッカーにしたものが付いてくるらしい。
これはちょっと、おもしろそうだなーと思って一枚注文してみました。きょうの写真は到着ホヤホヤのTシャツ。
ジョン・レノン着用の『Working Class Hero』Tシャツでございます!
これが証拠写真ステッカー↓

裏の説明書きによると、1977年にジョンがヨーコの実家へ遊びに行った時に撮影された一枚の写真で
ごらんの通り、場所は東京なのだそう。
ジョン・・・東京・・・ワーキングクラスヒーロー・・・幾つかジョンの復刻Tシャツはあったけど、これは買いだ買い!
このブランドは素晴らしいことに、レディースサイズがちゃんとある!ので、サイズもぴったりで嬉しい。
生地もヴィンテージ風の柔らかさで、かなりいい。おすすめです。日本でも売ればいいのに。
でもこのマニアぶりは、展開がムズカシイかもなぁ。
他のジョンTシャツやブロンディってのもかなり魅力なんだけど、それはまたの機会に。


もうひとつ、ついに買ってしまったもの。
若い子がルイ・ヴィトンなどを手にしていると、私はお節介にもつい思ってしまう。まだ早いだろと・・・
ずっと私にとってのルイ・ヴィトンだった、あのブランドのバッグ。
あんなに高いわけじゃないけど、まだ早いでしょ、似合うか微妙でしょ、でもいつかは。と長い間憧れていた、
ロンズデールのバッグです!

このバッグを買うのに時間がかかったのは、その圧倒的な存在感からでした。
へなちょこな覚悟でもつと、負けてしまうのです。そのロゴに。
今は裏原宿ブランド扱いらしいけど、ブランドロゴに食われて広告塔になっちゃってる感じになりがち。
同じロゴを使っていても、服やリストバンドなんかは誰にでも似合うと思えるのに。なぜかカバンは・・・。
っていうこの感じ、ヴィトンに似てるでしょ?やっぱりどーんと「ロンズデールでーす!」っていう
主張が強いからだと思う。
年齢キャラ問わず当然のように似合うのはボクサーだけだよ。(ボクシングのメーカーですから)
私としては、モッズかぶれのお嬢ちゃん状態だけは避けたい。でも欲しい!ただのファン心です。
THE WHOも・・・ポールウェラーも・・・私も・・・と思えたら百人力になれそうだもの!
店頭で何度となく手にとっては、ううーんまだ早い。を10年以上も繰り返していたけれど
なぜか先日、ヴィレッジバンガードで手にとった時、あっいけるかも!と思ったんです。
・・・時は満ちた。とピートの声が響いたかどうかはご想像に任せますが、ガバッと手に取ってレジへ直行。
使い始めて一週間、なんかどんな格好でも合うじゃん・・・と感動しています。私にとっては、ね。
仕事でガチガチに堅そうな企業に行く時でも、このカバンの中から書類を取り出すとその時に
はいこんにちは、わたくしTHE WHOの娘でございます。兄はポールと申します。
と名乗って開き直るような感じがあるの(笑)
カバンって大事だなーほんと大事。としみじみ思う日々です。
では、今夜はこれでおやすみなさい。

ジョンの魂

ジョンの魂