新宿タワーレコード便り〜たまには新譜もね。
忙しい日々です。
きょうも仕事です。でもこっそり、親友の結婚式ビデオを編集しちゃったりして
休日の会社はキライじゃない。
さて会社帰り、久々に新宿タワーレコードへ立ち寄り。
このところ中古レコード屋ばかり利用していたので、たまってました、いろいろと。
癒されました。新品のレコード屋っていいね。高いけどなんでもあるから。
では本日の戦利品スタート
- アーティスト: ビョーク
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2007/05/02
- メディア: CD
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彼女が無事に生きて歌っているだけでいい歌の姫、私のなかではケイトブッシュと同格です。
このアルバムは音響空間を飛び回ったり、大地をこするように踊ったり、天女のように浮いていて
いつもの、といえばそうだけど、その声の豊かさと確かな温かさが・・・素晴らしい!
買うか迷ってる人は、3曲目を聴いて判断してください。たぶん買うから(笑)
細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-
- アーティスト: オムニバス,□□□(クチロロ),ワールドスタンダード+小池光子,細野晴臣,ヴァン・ダイク・パークス,坂本龍一+嶺川貴子,コシミハル,リトル・クリーチャーズ,高野寛+原田郁子
- 出版社/メーカー: commmons
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: CD
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統一感なかったりしがちだけどこれはいい。
さりげなくまとまって全体的にいいし、一曲ずつがとても美しい。やわらかく穏やかで繊細な22組22曲。
迷わず買え。の一枚です。しかしやっぱり一番の衝撃は、リトルクリーチャーズの「ハイスクールララバイ」だった・・・
普通に泣ける100%片思い『こんなに好きなのに、つれないなぁ・・・』でひっくり返ってください。
- アーティスト: クラムボン
- 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
- 発売日: 2007/05/23
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 43回
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郁子ちゃんが可愛いのはよく知ってるが、ちゃんと聴くのは初めて。
フジロックでライブを見たときの印象は華奢な感じだったけど、この新譜はなんとなく視聴してみたら
ぴんっ!りんっ!とした強い感じがしてね、もう即決です。しっかり世界をみているきらきらした目。
風通しがよくてとても気持ちがいい音と歌声。べただけど、生命力あふれる夏に向けて、ぜひどうぞ!
- アーティスト: THA BLUE HERB
- 出版社/メーカー: THA BLUE HERB RECORDINGS
- 発売日: 2007/05/23
- メディア: CD
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黙々とたたかう北国の男たち、ザ・ブルーハーブの新譜がこっそり出てました。
バックトラックは夜明け前のひんやりした空気がひたすら続き、ボクサーのように闇切り開くボスのつぶやきが連鎖する
もう何も言うことはありませんので、どうか黙っていたい夜なんかに、聴いてみてください。
帯の詩がすべてを表していると思うので書きます。
俺等しか出来んそれとは何か それを俺等が歌い続けるのは何故か
生き長らえた哀れな理由が メガヘルツの結晶となって表れた 天晴だ
ね、遠からず賢治でしょ?
- アーティスト: THE BIKE
- 出版社/メーカー: Youth
- 発売日: 2007/03/07
- メディア: CD
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THE BIKEはザ・コレクターズの前身となるバンドで、今まではとてもじゃないけど音源なんて聞けなかった。
いやぁスゴイ、この勢い!この突っ走り感!初期のコレクターズの歌がそのままあったりするのだけど、
荒くて超カッコイイです。これはライブ盤で、もう一枚スタジオ録音があってそれも買ったけど、両方いいけど
爆発物のこちらをオススメしておきます。
最後は現音いきます。
アマゾンにリンク無し、おそらくタワーレコード店頭でしか買えないのかな?と思われる・・・
東京オペラシティ発売CD「武満徹の宇宙」なんと1050円!です!
東京オペラシティには、武満さんが死ぬ間際まで関わっていたコンサートホールがあって
(完成前に亡くなってしまったのだけど)そのタケミツメモリアルホールで演奏された武満作品のライブ盤。
宇宙 というのは、星座にちなんだ曲を演奏しているからでね。これ、本当に音が綺麗で驚く。
すごい透き通っているから。演奏がもう凄すぎて・・・。なんでこんなに綺麗なわけ・・・。この響きと空気、この世にあり得ない!
これは銀河鉄道行きの切符です。ほんとうです!現音だからって敬遠したり、武満わからんと言う人にこそ
聴いてほしい一枚です。「アステリズム−ピアノとオーケストラのための」では、YUJIが!わたしの高橋悠治が!!!
戦慄が走るほど美しいピアノを鳴らしてるので、毎度驚愕&大感動いたしました。おしまい。
(やっぱり、高橋悠治のピアノと勝井祐二のヴァイオリンってそっくりだとおもうのね。
このことに気づいてるのは私と、あと世界に3人ぐらいだと思うんだけど・・・同じYUJIだしいつか共演しないかしら)