残暑お見舞い〜終わりそうな夏のミュージック

残暑もなにも、雨続きの寒い日々になっちゃったな。
きょうは、空白の日々の音楽について。


夏の音楽。
夏は特別、気温にぴったり合う印象的な音楽に出会いやすくて、いつも
その夏の思いでと、音楽と、季節ががっちり結びつきます。


フジロックが終わってから、ケミカルブラザーズばかり聴いていて
この夏のミュージックは結局、We are the Night一本かな?
と思っていたら、終わらなかった。追い込みをかけるようになだれこんだ音楽。
残暑厳しい折、そしてただいま涼む夜、わたしの夏はこんな感じで進行中!


TIDE OF STARS  SPECIAL EDITION

TIDE OF STARS SPECIAL EDITION

先日、大阪ロケへ行く直前に買いました、DE DE MOUSE
このジャケットをみて素通りできるロマンチストはいないでしょうね。
もう、大好きです。懐かしくて美しくて、でもやんちゃでかわいらしい荒削りさがたまりません。
「あ、私、こういうの好きだったな(胸キュン)」という感じで、6,7年前位、何かっていうと
夢中になって踊りに行っていた頃の甘酸っぱさを思い出します。
だけど大阪からの帰り道、新幹線の最終電車に乗りながら聴いていたら、暗い山や野原や畑が
うっすら光に照らされて茂る・・・日本の夏の夜の風景に本当にぴったり合って鳥肌がたちました。
日本のテクノ、誰かの歌声、田舎街が根底にある。現代に生きる私達の、日本情緒の音だと私は思うのです。そんな訳でDE DE MOUSEにはまっています。
これは今日、買いたてほやほやのミニアルバム。あは、やっぱり大好き。
上の一枚と下の一枚のちょうど中間にあたるような音楽で、今年の夏のカラーがみえてきた(私の個人的な)
[rakuten:asahi-record:12237332:detail]
さて決定打二発目、口ロロ、くちろろ。
名前だけはよく聞いていたけど、初めて聴きました。もうー!なんだこの軽さはー!
空気をたっぷり含んだエアーミュージックで、うっきうきのドキドキです!
胸キュンどころじゃなく、キュンキュンキュンです。ちょっと浮かれてみたい気分、ぐらいの精神状態で聴くと
丁度いいバックトラックの繊細さ。
砂原まりんちゃんが、フリッパーズギターに出会って大はしゃぎ!みたいな感じです。
口ロロ坂本龍一がバックについてるから、この表現あながち間違ってないかもなんつって)
終わりそうな夏、冷房と青空をみつめながら、ビルや電車や車の室内で。仕事も生活も夏のかけらが舞っているね。
まだ、楽しもうね。