お茶づけの味

もう徹夜しないぞ宣言をしてから、徹夜の危機が次々襲いかかってくる。
きょうも命からがら帰ってきました。
折りしも生理前だし、きのうはロケでくたくたになったしで
ヒトとしてのバランスがおかしなことになっています。
ずーっと座って編集してるのに、ずーっと食べ続けておなかが空き続けてる。
あたまを使うのは、完全に、エネルギーを消費することなのだとわかる。


そんなわけで、ごはんを作る気力がまったく沸かなくて・・・
こまった。めずらしい。しかしおなかがすいてたまらない。
コンビニエンスに寄ってみたものの、弁当もカップめんもたべたくない。
家には冷や飯・・・あっそうだ!これだ!!!!!


という訳で、超久し振りに永谷園のお茶づけ海苔を食す。
うちはこのごろ十六雑穀入りごはんにしているので、十六雑穀お茶づけなんつて。
世の中には美味しいお茶漬けがものすごくいっぱいあるけれど、
永谷園のお茶づけ海苔は永遠だとおもう。
梅味や明太子味などのバリエーションも素晴らしいけれど
基本のお茶づけ海苔は、あられが縦長で大きいことが別格だし
味付けがお茶風味強めで、少し濃いめの存在感があってぜいたくだ。
・・・と、大人になるとわかるのだけど、子供のころにさんざん食べていたときは
バリエーションに熱狂していたなぁ。
味が思い出せるなぁ。


基本のお茶づけ海苔は、かならずお徳用袋にはいっている。
これでつかれた夜あと5回ぶんは満喫できると思うとうれしい。
お茶づけ海苔は、中学受験の勉強をしていた夜を思い出す。
たぶん夜食で食べていたんだとおもう。
今日のように遅くまでがんばったときに、梅や明太子よりも刺激がすくなそうだ。
バリエーションにはまた別のお楽しみがあり、それは東海道五十三次の浮世絵カードが
封入されていることだった。
たくさん集めると何かもらえたと思うんだけど、もったいないので応募したことはなかった。
今でもたぶん、実家のどこかにある。
ちいさな浮世絵なんてすてきだ。こんど帰ったときにさがしてみようとおもう。