ムーンウォーカー

THIS IS IT」でのマイケルフィーバー醒めやらぬまま、今週はさらに!
リバイバル上映中の映画「ムーンウォーカー」を観てきました。


この映画はいったい、なんでしょう?
音楽・・・映画です。映画というか、マイケル万華鏡。
かのプロモーションビデオ、ウッドストック級の大規模ライブ、
フランクザッパ風サイケデリックアニメーション、
モンティパイソン的コラージュアニメーション、フルCGのロボットマイケル、
そして「スムース・クリミナル」の中篇ドラマ。
摩訶不思議な『マイケルの頭の中』みたいな映画でした。


はじまりはライブシーンから、物凄くて強烈に感動させられます。
そして突然、ジェットコースターに強制的に乗せられたような
ジャクソン5ライドがぐるんぐるん登場・・・目くるめくまにPV、アニメの洪水が
がんがん攻めてくる。
これは何の脈絡もなさそうで(たぶん、ない)それでいて、
編集に独特な素晴らしさがあるので、訳が分からぬ間に完全に巻き込まれてしまった。
・・・なんかすごいものみちゃった、と有無をいわさず思ってしまう
そんな映画、いややっぱり、マイケル万華鏡 でした。
作られた時代を考えると、できることすべてやったっていう技術の強さにおどろきます。
だってもう、とっくにターミネーターみたいなことやってるんだもんね・・・。


マイケルってすごいな。
おかげでカメオ出演でチェックできたの、ジョー・ぺシだけだったよ。
(しかしなんでジョー・ペシがこの映画に出ているのかしら?)